Webサイトからの集客を効果的に増やしていくために必須のSEOツール。
ただ、「ツールの種類が多すぎて、何を選べばいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。

そこで、さまざまな種類のSEOツールを実際に利用してきた筆者が、第3者目線でおすすめのSEOツールを本記事にまとめました。

まずSEOツールの種類と選び方を解説してから、おすすめのSEOツールを紹介します。
自社にとっての最適なSEOツールを探す際にご活用ください。

目次

SEOツールとは?

まず、SEO対策とは『Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)』の略で、検索エンジンで自社サイトを上位表示させるための施策を指します。
Webサイトからの集客を増やすのであれば、ユーザーの検索したキーワードで自社サイトが上位に表示している必要があるため、SEO対策は必須です。

そのSEO対策に必要な情報を収集して、効率的に分析できるツールが『SEOツール』になります。
SEOツールを利用することで、検索キーワードの選定や競合調査が簡単になるため、時間をかけず効率的に自社サイトの検索順位を上げることが可能です。

SEOツールを導入する4大メリット

なぜSEOツールを導入するのか。メリットは大きく分けて4つあります。

メリット1:SEO対策の工数が削減できる
メリット2:客観的な分析で属人性を減らせる
メリット3:競合分析が簡単にできる
メリット4:施策それぞれの成果がわかりやすい

メリット1:SEO対策の工数が削減できる

手作業だと多くの時間がかかってしまうSEO対策を、SEOツールで効率的に実施可能です。

SEO対策は、自社サイトに合ったキーワードの選定やアクセス分析・改善など、工数のかかる作業が多くあります。
そこでSEOツールを用いることで、一部の作業を自動化。人力でデータ収集する必要がないため、空いた時間をより良いコンテンツ作成にあてられます。

メリット2:客観的な分析で属人性を減らせる

SEOツールにより、キーワードの検索数やサイトの検索順位、クリック数など全てのデータを可視化できるため、客観的に分析可能です。
そのデータをチーム内や外注先にも共有することで、属人的な施策決定を減らせます

大規模サイトを運営する場合、大人数で同じ情報を共有しないと、担当者によってクオリティの異なるコンテンツが出来上がってしまうもの。
そこで、共通の指標があることによって、施策もスムーズに進められます。

メリット3:競合分析が簡単にできる

検索順位を上げるためには重要ではあるけど、時間のかかってしまう競合分析が、SEOツールで簡単に分析可能です。

競合サイトのコンテンツ分析や自社との比較、新たな競合サイトの発見など、活用方法は多くあるため、より自社コンテンツの上位表示が見込めます。

メリット4:施策それぞれの成果がわかりやすい

SEOツールを用いることで、それぞれの施策に対する成果を把握可能です。

リライト後や内部SEO対策後、どのくらい検索順位が変化したのかを分析できるため、PDCAを高速で回せます。
効果的な施策を素早く見つけ、優先順位を決めて対策できるため、検索順位の向上もより期待できるのもメリットの1つです。

SEOツールを導入する2大デメリット

SEOツールにはメリットがある一方、デメリットもあります。
大きく分けると、デメリットは以下の2つです。

デメリット1:使いこなせるまで時間がかかる
デメリット2:成果が出るまで時間がかかる

デメリット1:使いこなせるまで時間がかかる

それぞれのSEOツールに搭載されている機能や操作の仕方も異なるため、1つひとつのツールを使いこなすまでに時間がかかります。
SEO知識がない場合も、SEO経験がすでにある人に比べると、覚えるのに苦労するはずです。

特に、英語のSEOツールは画面上の説明も英語で、サポートも英語しか対応できない場合もあります。
そのため、SEO初心者の方は日本のツールや、日本語でサポートしてくれるツールを選ぶと良いでしょう。

デメリット2:成果が出るまで時間がかかる

そもそもSEO対策は短期間で成果が出るものではありません。
長期的な視点をもって、ユーザーのためにWebサイトを作り上げていくことが必要になります。

そのため、SEOツールを導入したからといって、即効果が出るとは思わずに、長期的に取り組んでいくことを考慮してSEOツールを選ぶと良いでしょう。

SEOツール4つの選び方

自社サイトに最適なSEOツールをどのような基準で選べばいいのかを紹介します。
主に、以下4つのポイントを踏まえて選ぶと良いです。

ポイント1:目的に合った機能があるかどうか
ポイント2:分析対象が自社サイトかどうか
ポイント3:予算があるかどうか
ポイント4:使いやすいかどうか

ポイント1:目的に合った機能があるかどうか

各SEOツールごとに搭載している機能が異なるため、自社の分析したい情報を可視化できる機能が備わっているかどうか確認しましょう。

そのためにまず、どんな目的があってSEOツールを導入しようとしているのかを明確にしておくと良いです。
ある一部のデータのみを確認したいのか、もしくは統合的にすべてのデータを確認したいのかによって、導入すべきSEOツールは変わります。

この後、SEOツールを目的別に分けて紹介しているため、参考にしてください。

ポイント2:分析対象が自社サイトかどうか

SEOツールは、分析対象が『自社サイト』か『競合サイト』かによって分かれています。

自社サイトが対象の場合、GA(Google Analytics)やGSC(Google Search Console)と連携することによって、自社サイトの詳細なデータを取得可能です。

競合サイトが対象の場合、URLを入力することで、さまざまなサイトのデータを取得できます。
もちろん自社サイトの分析も可能ですが、自社サイト対象のSEOツールよりも正確なデータではないため、改善点を見つけづらいです。

そのため、競合サイト対象のSEOツールは、代理店や専門知識のある方に利用される場合が多いです。

ポイント3:予算があるかどうか

SEOツールに割ける予算がない場合、無料ツールを利用するしかありません。
複数の無料ツールを利用することによって、作業を簡単にできますが、いくつものツールを行ったり来たりしないといけないため、手間はかかります。

予算がある場合、有料ツールを利用した方が良いでしょう。
無料ツールよりも機能性が優れている上、1つのツールのみで完結できるものもあるため、作業効率は圧倒的に変わります。

ポイント4:使いやすいかどうか

いくら希望の機能が備わっていて、かつ安価で利用できるツールであったとしても、自分が使いづらければ、効率的にSEO対策を行うことはできません。

機能性やコスト面も考慮する必要はありますが、操作性も必ず確認しましょう。
無料プランや無料体験版のあるSEOツールも多いため、まずは一度使ってみてから、本格的に導入するかどうかを検討することをおすすめします。

SEOツールの種類【全6種類】

SEOツールは細かく分けると、さまざまなカテゴリがありますが、一般的には以下の6つに分類できます。

①コンテンツSEOツール
②キーワード分析ツール
③検索順位分析ツール
④内部対策ツール(テクニカルSEO)
⑤外部対策ツール(被リンク分析)
⑥アクセス解析ツール

①コンテンツSEOツール

SEO対策に必要な機能すべてを1つに統合したツール
キーワード選定から競合調査、検索順位チェックなど、SEO記事を制作して順位を上げる機能が備わっているものが多いです

※コンテンツSEO・・・ユーザーのニーズを満たすコンテンツを作成して、自然検索からの集客につなげる施策。

②キーワード分析ツール

SEO対策でまず行う必要のあるキーワード選びを手助けするツール
キーワードの選定から関連キーワードの抽出、競合流入キーワードの調査などが可能です。

③検索順位分析ツール

自社コンテンツが何位に表示されるのかを分析できるツール
検索上位を獲得しているキーワードやそれぞれの検索順位の推移などを確認できます。

④内部対策ツール(テクニカルSEO)

Webサイト内部の構造を調査するツール
表示速度やサイトマップ、内部リンクなどの改善すべき内容を検出できます。

⑤外部対策ツール(被リンク分析)

Webサイトの被リンク状況を調査できるツール
被リンク数や質の良い被リンク元であるかどうかなどを確認できます。

⑥アクセス解析ツール

自社サイトへのアクセス情報を分析できるツール
セッション数やページビュー数、ユーザー属性などを確認できます。

全SEOツール比較表

SEOツールは数多くあり、比較・検討するのにも苦労するため、厳選したおすすめツールを一覧表にまとめました。

No.ツール名種類月額料金無料トライアルURL
1SEOanalycaコンテンツSEO50,000円〜https://conterise.co.jp/seoanalyca-service/
2SEARCH WRITEコンテンツSEO80,000円〜https://searchwrite.jp/
3ミエルカSEOコンテンツSEO150,000円〜https://mieru-ca.com/
4TACT SEOコンテンツSEO90,000円〜https://tact-seo.com/
5tami-coコンテンツSEO39,800円〜https://tami-co.biz-samurai.com/
6EmmaToolsコンテンツSEO30,000円〜https://emma.tools/
7Googleキーワードプランナーキーワード分析無料(制限あり)https://ads.google.com/
8ラッコキーワードキーワード分析無料(制限あり)https://related-keywords.com/
9Ubersuggestキーワード分析無料(制限あり)https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/
10Keywordmapキーワード分析お問い合わせhttps://keywordmap.jp/
11KEYWORD FINDERキーワード分析50,000円〜https://keywordfinder.jp/
12検索順位チェッカー検索順位分析無料https://checker.search-rank-check.com/
13GRC検索順位分析無料(制限あり)https://seopro.jp/
14Nobilista検索順位分析990円〜https://co.nobilista.com/ja/
15DemandMetrics検索順位分析お問い合わせ×https://www.demandsphere.jp/
16BULL検索順位分析1,150円〜https://bullseo.jp/
17PageSpeed Insights内部対策無料https://pagespeed.web.dev/
18Lighthouse内部対策無料https://chrome.google.com/webstore/
19Screaming Frog内部対策無料(制限あり)https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/
20Pascal内部対策45,000円〜https://www.pascaljp.com/
21ANATOMY内部対策2,500円〜https://siteanatomy.com/
22Lumar内部対策お問い合わせ×https://www.lumar.io/
23Link Explorer外部対策無料(制限あり)https://moz.com/link-explorer
24Ahrefs外部対策12,500円〜×https://ahrefs.com/ja
25SE Ranking外部対策5,200円〜https://seranking.com/jp/
26​​Google Analyticsアクセス解析無料https://marketingplatform.google.com/
27Google Search Consoleアクセス解析無料https://search.google.com/
28Ptengineその他(ヒートマップ)無料(制限あり)https://www.ptengine.jp/
29CopyContentDetectorその他(コピペチェック)無料(制限あり)https://ccd.cloud/
30SimilarWebその他(競合分析)無料(制限あり)https://www.similarweb.com/ja/
31User Insightその他(ヒートマップ)お問い合わせ×https://ui.userlocal.jp/
32chiyo-coその他(コピペチェック)4,400円〜https://kagemusya.biz-samurai.com/
33Semrushその他(競合分析)$119.95〜https://semrush.jp/

コンテンツSEOのおすすめツール

コンテンツSEOに特化したおすすめツールは、以下の6つです。

1.コンテンツSEOはこれ1つで完結『SEOanalyca』
2.PDCAを高速で回せる『SEARCH WRITE』
3.高機能で細かく分析できる『ミエルカSEO』
4.老舗SEO企業のノウハウが詰まった『TACT SEO』
5.質の高いコンテンツを作成できる『tami-co』
6.SEOライティングに特化した『EmmaTools』

1.コンテンツSEOはこれ1つで完結『SEOanalyca』

キーワード選定からコンテンツ作成、改善、レポート作成まで、すべてを網羅するオールインワンツール
複数のツールをいったりきたりして、無駄な時間を費やす必要もありません。

使いやすさを突き詰めたツール画面が最大の特徴で、他にはないシンプルでわかりやすいデザイン。
今やるべきことが見えるため、リサーチ時間を大幅に削減し、最小リソースで最大の成果につながる戦略立案・実行が可能です。

月額料金無料トライアルURL
50,000円〜https://conterise.co.jp/seoanalyca-service/

2.PDCAを高速で回せる『SEARCH WRITE』

出典:https://searchwrite.jp/

SEOの知識がなくても、簡単に施策の立案から効果検証までを行えるSEOツール。
コンテンツSEOに必要なことがひと目でわかるツール画面も特徴的です。

導入から運用までサポートしてくれるプランも利用できます。
実績の豊富なSEOコンサルティングチームが、ツールの使用方法からノウハウまで教えてくれるため、コンテンツSEOを内製化したい企業におすすめです。

月額料金無料トライアルURL
80,000円〜https://searchwrite.jp/

3.高機能で細かく分析できる『ミエルカSEO』

出典:https://mieru-ca.com/

非常に多くの機能を備え、詳細な分析ができる上級者向けのSEOツール。
社内にSEO担当者がいて、SEOにかなり力を入れている企業にはおすすめです。

サポート体制も整っているため、コンテンツSEOを内製化したい企業でも活躍するはずです。
ただ、全くのSEO初心者の方や個人の場合は料金が高め、かつ機能が多すぎて使いこなせない可能性があります。

月額料金無料トライアルURL
150,000円〜https://mieru-ca.com/

4.老舗SEO企業のノウハウが詰まった『TACT SEO』

出典:https://tact-seo.com/

自社サイトを上位表示するための課題を把握できるSEOツール。
自社ページと競合ページを比較して、上位表示するための分析が可能です。

これまでのSEOノウハウを活用して、使用頻度の高いキーワードを自動でグルーピングしたり、内部対策の不足要素を指摘してくれます。
何をすればいいのかがわかるため、初心者の方でも安心して利用できるでしょう。

月額料金無料トライアルURL
39,800円〜https://tact-seo.com/

5.質の高いコンテンツを作成できる『tami-co』

出典:https://tami-co.biz-samurai.com/

ユーザーの検索ニーズを捉えたコンテンツ制作を手助けするSEOツール。
時間のかかる競合リサーチやユーザーニーズの把握が自動で完了できるため、大幅に工数削減できます。

SEO知識がなくても、AIによるタイトル自動作成機能などがあるため、誰でも簡単に使用可能。
コンテンツ制作であれば、ブログでもオウンドメディアでも、あらゆる記事に活用できます。

月額料金無料トライアルURL
30,000円〜https://tami-co.biz-samurai.com/

6.SEOライティングに特化した『EmmaTools』

出典:https://emma.tools/

SEO対策を考慮したライティングを実現するSEOツール。
AIライティング機能も備わっているため、ライティングに苦手意識を持つ方でも、簡単にプロと同じ文章を書くことが可能です。

コピペチェックやSEOスコアも評価できるため、著作権のリスクを減らしつつ、上位表示につながります。
外部ライターの管理機能もあるため、ライティングを外注している企業にもおすすめです。

月額料金無料トライアルURL
30,000円〜https://emma.tools/

キーワード分析のおすすめSEOツール

キーワード分析に特化したおすすめツールは、以下の5つです。

7.検索数がわかる『Googleキーワードプランナー』(無料)
8.関連ワードを一括取得できる『ラッコキーワード』(無料)
9.低コストで網羅性のある『Ubersuggest』(無料)
10.SEMをすべて網羅する『Keywordmap』
11.キーワード選定に特化した『KEYWORD FINDER』

7.検索数がわかる『Googleキーワードプランナー』(無料)

出典:https://ads.google.com/

キーワードの検索ボリュームを調査できる無料ツール。
検索ボリューム以外にも、広告出稿時の入札金額や競合性も調べることができます。

Googleキーワードプランナーは、Google広告の管理画面から無料で使用可能です。
ただし、ある程度の広告費をかけていないと、表示データに一部制限がされます。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://ads.google.com/

8.関連ワードを一括取得できる『ラッコキーワード』(無料)

出典:https://related-keywords.com/

キーワードを入力するだけで、関連ワードを一括取得できる無料ツール。
サジェストキーワードや共起語、周辺語なども調査可能です。

関連ワードが大量に見つかるため、ユーザーの検索ニーズをもれなく把握できます。
ただし、無料で利用する場合は1日に検索できる上限数があるため、注意が必要です。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://related-keywords.com/

9.低コストで網羅性のある『Ubersuggest』(無料)

出典:https://neilpatel.com/jp/

検索ボリュームだけでなく、キーワード分析や競合分析なども幅広く網羅しているSEOツール。
キーワードを入力するだけで、サジェストや難易度も表示されます。

一定の制限内であれば、無料で利用することが可能です。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/

10.SEMをすべて網羅する『Keywordmap』

出典:https://keywordmap.jp/

キーワード選定をマインドマップでわかりやすく表現するSEOツール。
SEMでは膨大なデータ量を保有しており、本質的なSEO調査やコンテンツマーケティングの詳細な分析が可能です。

競合サイトの分析や競合他社の広告データなども調査でき、Webマーケティングで必要な機能が多く備わっています。
また、サポートが充実しているため、成果を出すための悩みも解決してくれるでしょう。

月額料金無料トライアルURL
お問い合わせhttps://keywordmap.jp/

11.キーワード選定に特化した『KEYWORD FINDER』

出典:https://keywordfinder.jp/

自社サイトのキーワード選びに長けたSEOツール。
検索ニーズのあるキーワードがグルーピングされるため、視覚的に見やすくなっているのが特徴です。

自社のまだ対策できていないキーワードが自動抽出されたり、売り上げにつながったキーワードも把握できるため、優先順位をつけてSEO対策を進めることができます。

月額料金無料トライアルURL
50,000円〜https://keywordfinder.jp/

検索順位分析のおすすめSEOツール

検索順位分析に特化したおすすめツールは、以下の5つです。

12.簡易的に順位チェックできる『検索順位チェッカー』(無料)
13.ダウンロード型の順位計測ツール『GRC』(無料)
14.クラウド型の順位計測ツール『Nobilista』
15.検索順位をモニタリングできる『DemandMetrics』
16.Googleと自社サイトの順位変動がわかる『BULL』

12.簡易的に順位チェックできる『検索順位チェッカー』(無料)

出典:https://checker.search-rank-check.com/

URLとキーワードを入力すると、検索順位が表示される無料ツール。
Google、Yahoo!、Bing、3つの検索エンジンでの検索順位が分析できます。

スマホでの検索順位も一緒に調査することが可能です。

月額料金無料トライアルURL
無料https://checker.search-rank-check.com/

13.ダウンロード型の順位計測ツール『GRC』(無料)

出典:https://seopro.jp/

検索順位チェック機能だけあるシンプルなSEOツール。
WindowsとMacのどちらにも対応しているダウンロード型です。

登録したキーワードの過去から今までの順位推移をすべて把握できます。
無料でも一部機能のみ利用可能ですが、有料版でも非常に安価です。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://seopro.jp/

14.クラウド型の順位計測ツール『Nobilista』

出典:https://co.nobilista.com/ja/

Webサイトの検索順位を毎朝自動で計測するSEOツール。
ダウンロードは不要で、ブラウザ上で利用できるクラウド型です。

検索順位が変動した際はメールが届くため、すぐに対応ができます。
パソコン以外にも、スマホやタブレットからでも閲覧できるため、複数のメンバーとの情報共有も簡単です。

月額料金無料トライアルURL
990円〜https://co.nobilista.com/ja/

15.検索順位をモニタリングできる『DemandMetrics』

出典:https://www.demandsphere.jp/

検索順位の分析や競合分析に長けた海外性のSEOツール。
自社サイトの検索順位の推移を把握するだけでなく、キーワード調査やコンテンツ分析などのSEO対策も可能です。

多くのキーワードを登録してモニタリングできるため、大規模サイトを運営している場合はおすすめ。
他にレポーティング機能もあり、さまざまなデータをレポート化できるため、情報共有も簡単にできます。

月額料金無料トライアルURL
お問い合わせ×https://www.demandsphere.jp/

16.Googleと自社サイトの順位変動がわかる『BULL』

出典:https://bullseo.jp/

Google全体の順位変動と、自社サイトの順位変動が計測できるSEOツール。
順位変動があった場合、Googleのアルゴリズム変更によるものか、競合サイトによるものか判断できます。

毎朝、検索順位を自動でチェックされます。
インストールは不要、使用するデバイスはスマホでもタブレットでも問題なく、地域指定も可能です。

月額料金無料トライアルURL
1,150円〜https://bullseo.jp/

内部対策のおすすめSEOツール(テクニカルSEO)

内部対策に特化したおすすめツールは、以下の6つです。

17.Google公式が提供する表示スピード測定ツール『PageSpeed Insights』(無料)
18.視覚的に改善点がわかる『Lighthouse』(無料)
19.上級者向けの内部対策ツール『Screaming Frog』(無料)
20.誰でも簡単に内部対策ができる『Pascal』
21.プロ並みのデータ分析・解析ができる『ANATOMY』
22.高精度のクローリングで内部評価する『Lumar』

17.Google公式が提供する表示スピード測定ツール『PageSpeed Insights』(無料)

出典:https://pagespeed.web.dev/

Googleが公式で提供している、ページの表示スピードを測定する無料ツール。
改善すべき箇所がわかるため、ページ速度の改善に役立ちます。

内部対策の中でもページの表示スピードは重要であるため、スピードを上げることでユーザビリティ向上につながり、SEO評価に良い影響を与えるでしょう。

月額料金無料トライアルURL
無料https://pagespeed.web.dev/

18.視覚的に改善点がわかる『Lighthouse』(無料)

出典:https://chrome.google.com/webstore/

 Googleが公式で提供している、ページの内部状況を分析して可視化する無料ツール。
Google Chromeの拡張機能です。

改善すべき箇所は色分けされていたり、数値化されているため、ひと目でわかります。
ただ、専門的な説明も含まれているため、初心者の方には理解できない箇所があるかもしれません。

月額料金無料トライアルURL
無料https://chrome.google.com/webstore/

19.上級者向けの内部対策ツール『Screaming Frog』(無料)

出典:https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/

URLを入力することで、Webサイトの内部情報を抜き出して分析する無料ツール。
競合サイトのメタタグやリンク切れ、重複コンテンツなどを一覧で表示。

基本的に無料で利用できますが、有料版にすることでより高度な分析が可能になります。
ただ、改善や施策のヒントがないため、初心者の方が利用するのは難しいです。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://www.screamingfrog.co.uk/seo-spider/

20.誰でも簡単に内部対策ができる『Pascal』

出典:https://www.pascaljp.com/

検索順位に影響する内部対策を網羅しているSEOツール。
基本的な分析から高度な分析まで、内部SEOにおいて重要な要素を一括で評価

他にも、コンテンツマーケティングの業務を効率化できる機能を多く備えています。
競合リサーチやレポート出力も自動で行われ、さまざまな作業時間を大幅に削減可能です。

月額料金無料トライアルURL
45,000円〜https://www.pascaljp.com/

21.プロ並みのデータ分析・解析ができる『ANATOMY』

出典:https://siteanatomy.com/

高度なSEO分析を視覚化して、簡単に対策できるようにしたSEOツール。
Google AnalyticsやGoogle Search Console、内部対策に必要なHTMLなどを1つのツールに統合しているため、横断的にデータ分析が可能です。

プロでも時間のかかる解析時間を大幅に短縮できます。
ツールを使いこなせるようになれば、プロ並みの分析ができるため、人材育成の時間も削減可能です。

月額料金無料トライアルURL
2,500円〜https://siteanatomy.com/

22.高精度のクローリングで内部評価する『Lumar』

出典:https://www.lumar.io/

自社サイトの内部評価指標を自動で分析するSEOツール。
高精度のクローリング技術によって、改善点を素早く可視化

検索順位に影響する問題を発見したり、パフォーマンス最適化やサイト構造の最適化もできます。
大規模サイトを運営している方にはおすすめです。

月額料金無料トライアルURL
お問い合わせ×https://www.lumar.io/

外部対策のおすすめSEOツール(被リンク分析)

外部対策に特化したおすすめツールは、以下の3つです。

23.無料で被リンク調査できる『Link Explorer』(無料)
24.本格的に競合調査するなら『Ahrefs』
25.初心者向けで使い勝手の良い『SE Ranking』

23.無料で被リンク調査できる『Link Explorer』(無料)

出典:https://moz.com/link-explorer

被リンク数を調査できる無料ツール。
アカウントを作成することで一部機能を無料で使えます。

被リンクの数や被リンクのドメイン数だけでなく、ドメインパワーも分析可能です。
被リンクの質と量があることによって、SEO評価にも大きく影響します。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://moz.com/link-explorer

24.本格的に競合調査するなら『Ahrefs』

出典:https://ahrefs.com/ja

圧倒的な被リンクデータを保有し、被リンク数などの競合調査を得意とするSEOツール。
被リンク数の推移やアンカーテキスト、ドメインパワーの調査なども可能です。

自社ページや競合ページの順位変動も確認でき、ページ評価を下げる悪質な被リンクも迅速に把握。
競合他社の情報を把握するために、多くのBtoBサービスの企業が利用しています。

月額料金無料トライアルURL
12,500円〜×https://ahrefs.com/ja

25.初心者向けで使い勝手の良い『SE Ranking』

出典:https://seranking.com/jp/

被リンク状況を分析して、参照ドメインやリンクページなどから被リンクの価値を測定するSEOツール。
調査結果をリスト化したりグラフ化しているため、初心者でもわかりやすいUIになっています。

低品質なリンクの特定や、ページへの被リンク比率の管理、キーワード調査、検索順位チェックなども可能。
シンプルでありつつ、機能は豊富にあるのが特徴です。

月額料金無料トライアルURL
5,200円〜https://seranking.com/jp/

アクセス解析のおすすめSEOツール

アクセス解析に特化したおすすめツールは、以下の2つです。

26.アクセス解析するなら必ず導入すべき『​​Google Analytics』(無料)
27.SEO対策するなら必ず導入すべき『Google Search Console』(無料)

26.アクセス解析するなら必ず導入すべき『​​Google Analytics』(無料)

出典:https://marketingplatform.google.com/

Googleが完全無料で提供するアクセス解析ツール。
ユーザー数やセッション数、ページビュー数などのデータを把握したり、流入経路や流入後の行動も分析できます。

Googleの他のサービスとも連携でき、特にGoogle Search Consoleと連携することによって、検索キーワードやインプレッション数などを把握して、より詳細なページ評価が可能です。

月額料金無料トライアルURL
無料https://marketingplatform.google.com/

27.SEO対策するなら必ず導入すべき『Google Search Console』(無料)

出典:https://search.google.com/

Googleが完全無料で提供するSEOツール。
検索順位の測定やインプレッション数、クリック数などを分析して、コンテンツの改善につなげます。

インデックス登録できる機能もあるため、新規作成したコンテンツを検索結果上にすぐ反映可能。
また、サイト上で何か問題が発生した場合は知らせてくれる機能もあります。

月額料金無料トライアルURL
無料https://search.google.com/

その他のおすすめツール

最後に、ある1つの機能に特化したおすすめツールを6つ紹介します。

28.無料で利用できるヒートマップ『Ptengine』(無料)
29.無料で利用できるコピペチェックツール『CopyContentDetector』(無料)
30.競合分析に特化した『SimilarWeb』(無料)
31.高性能なヒートマップ『User Insight』
32.高性能なコピペチェックツール『chiyo-co』
33.海外で有名なSEMツール『Semrush』

28.無料で利用できるヒートマップ『Ptengine』(無料)

出典:https://www.ptengine.jp/

色でユーザーの行動を可視化するヒートマップ
クリック箇所や熟読箇所をヒートマップの色で表現することによって、ユーザーの行動を直感的に把握できます。

無料で1ページのヒートマップを作成できますが、一定のPV数を超えたり、複数のページを作成する場合は有料になります。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://www.ptengine.jp/

29.無料で利用できるコピペチェックツール『CopyContentDetector』(無料)

出典:https://ccd.cloud/

コピーコンテンツと扱われないために、文章のコピペチェックができるツール。
類似度判定や一致率、テキスト類似度がわかる上、類似箇所も抽出されます。

会員登録は不要で、4,000字までの文章であれば、無料かつ回数無制限で利用可能です。
有料にすると、上限が8,000字になります。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://ccd.cloud/

30.競合分析に特化した『SimilarWeb』(無料)

出典:https://www.similarweb.com/ja/

競合サイトのアクセス状況や検索キーワードを調査できる競合分析ツール
競合他社の分析に優れており、分析結果から自社の施策立案・改善につなげることが可能です。

無料でも利用できますが、精度は低いため、有料にすることをおすすめします。

月額料金無料トライアルURL
無料(制限あり)https://www.similarweb.com/ja/

31.高性能なヒートマップ『User Insight』

出典:https://ui.userlocal.jp/

12種類ものヒートマップでユーザーの行動を可視化するヒートマップ
管理画面上では、4つのデータを比較することができるため、差分を見つけて精度の高い改善が可能です。

CVRを上げるために最適なヒートマップの機能がすべて備わっています。

月額料金無料トライアルURL
お問い合わせ×https://ui.userlocal.jp/

32.高性能なコピペチェックツール『chiyo-co』

出典:https://kagemusya.biz-samurai.com/

無料ツールよりも高性能で的確な指摘をしてくれるコピペチェックツール
コンテンツ内の重複箇所がわかる上、重複してしまった該当ページも把握できます。

外注ライターが多い企業様にはおすすめです。

月額料金無料トライアルURL
4,400円〜https://kagemusya.biz-samurai.com/

33.海外で有名なSEMツール『Semrush』

出典:https://semrush.jp/

SEOだけでなく、広告分析やSNS分析機能も備えた競合分析ツール。
海外では有名で、機能も充実しているオールインワンツールです。

ただし、海外ツールであるため、日本語に対応していない機能もあり、うまく活用できない可能性があります。

月額料金無料トライアルURL
$119.95〜https://semrush.jp/

SEOツール比較まとめ

今回は、無料と有料のおすすめSEOツールを紹介してきました。
人的リソースや時間、予算もあまりない企業にとって、SEOツールはWebサイトからの集客を効率的に増やしていくためには必須とも言えます。

ただ、まだ不明瞭な部分もあるでしょう。
実際に使ってみないとわからない部分も多いため、気になったツールがあれば、まずは無料プランや無料トライアルで自社に合うかどうか試してみてください

最低限のリソースで、SEO対策やコンテンツマーケティングを進めていくのであれば、SEOツール選びが最も重要です。
時間とお金を無駄にしないためにも、ツール選びは慎重に行いましょう。

この記事の監修者

星野 和大



1993年生まれ。千葉県柏市出身。
早稲田大学社会科学部社会科学科卒業IQ140overのギフテッド。

学生時代より東証プライム上場企業にてオウンドメディアの構築〜運営に携わり、卒業後は転職メディアを立ち上げ、売却。

WEB系スタートアップの創業メンバーとして、女性向けオウンドメディアのマネタイズを担当し、半年で月商ゼロから約3000万円までグロース。

現在は起業し、クライアントのオウンドメディア構築を担当し、直近では美容クリニックのオウンドメディアを新規ドメインで立ち上げて4ヶ月でデイリーPVを35→4035までグロースさせ、月間検索ボリューム24000のキーワードで3位を取得し、収益化を達成。

他に、LPのディレクションやセールスライティング、年商700億円ほどの東証プライム上場企業のマーケティングアドバイザーも務める。